校則・生徒指導のあり方の見直しについて議論しました。
2/25の定例教育委員会会議では、校則・生徒指導のあり方の見直しについても議論しました。12月の会議に続き、2度目の案の提示です。ポイントは以下のとおりです。
(1)「豊かな人生とよりよい社会を創造するために、自ら判断し主体的に行動できる人を育む」ための学校改革の一環として、校則・生徒指導のあり方の見直しを行います。
(2)教育委員会規則(学校管理規則)を改正し、以下の3点を明文化します。
①校長の校則制定権は必要かつ合理的な範囲内に限る
②校則の制定・改廃プロセスに教職員・児童生徒・保護者が参画する
③校則を公開する
(3)ガイドラインで、以下の①〜③に該当する規定は「必要かつ合理的」ではないこと、④に該当する規定は「必要かつ合理的」かどうか、各学校で見直すべきことを示します。
①生まれ持った性質に対して許可が必要な規定
②男女の区別により、性の多様性を尊重できていない規定
③健康上の問題を生じさせる恐れのある規定
④合理的な理由を説明できない規定や、人によって恣意的に解釈されるようなあいまいな規定
(1)(2)は昨年12月の案と大きく変わっていませんが、(3)は前回より簡潔にしました。前回は細かいチェックリストもつけていたのですが、不評でしたのでやめました。
資料の全体版はこちらです。
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=27659&sub_id=23&flid=238567