12月4日付けの日本教育新聞で、東京学芸大学の佐々木幸寿理事・副学長が「採用倍率の低下の原因は教職の魅力低下というより、需給問題と捉えるべき」と述べられています。
おっしゃる通りで、受験者数などのデータを見れば、魅力とか人気とか、そんな精神論ではなく、需給構造の問題であることは明らかです。
そこで、なぜ教員不足になるのかという「構造」を私なりにまとめてみました。採用をやっている側からすればこれがリアルです。
構造問題であることを認識すれば、解決策が「魅力をアピールする」とか、そんな話でないことも明確になります。