教育長ブログ

文科省→起業→熊本市教育長。44歳。仕事をしながら悪性リンパ腫治療中。

なぜ今、2年前の教員採用試験の倍率が発表されるのか?

4月19日に文部科学省が発表した「平成30年度」教員採用試験の倍率が、小学校では3.2倍となったことを受けて、倍率低下が話題となっています。

この結果を見ると、熊本市は小学校が5.3倍で、高い方から3番目となっており...ん?去年そんな倍率だったか?確か3倍ちょっとだったような...。まさか報告を間違えたかと思い、文科省の発表と市のデータを真剣に見比べてしまいました。

何度か見比べて、これは一昨年の数字であることを発見。確かに、文科省の発表も「平成29年度に実施された平成30年度採用選考」とちゃんと書いてあります。つまり、2017年の受験者(2018年の採用者)の倍率が、今頃になって発表されたというわけです。

2018年の受験者(2019年の採用者)の倍率は、さらに低下しており、全国平均では小学校が2倍台であることは確実だと思われます。

既に去年の試験も終わり、今年の採用も終わっているのですから、その倍率もそろそろ集計できそうなものです。文科省は、例年このタイミングで2年前の倍率を発表しているのかもしれませんが、せめて今年の試験が行われる前に去年の倍率を発表した方がタイムリーなのでは?と思いました。

教育委員会も、そして当然、受験者も、去年の試験の倍率に基づいて今年の試験のことを考えています。

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