教育長ブログ

熊本市教育長(H29.4~) facebookの投稿から主なものを転載しています。 https://www.facebook.com/hiromichi.endo

2019-01-01から1年間の記事一覧

学校用iPadの制限解除、運用を開始しました。

先日の教育委員会会議での決定のとおり、熊本市では2月18日から学校用iPadの機能制限を大幅に解除しました。 熊本市の学校で実際にお使いになっている方で、まだこういう部分が不便だとか、逆にこういう点が困るとか、ありましたらどんどんお寄せください。 …

ハンス・ロスリングほか著『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(上杉周作、関美和訳)を読みました。

ハンス・ロスリングほか著『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(上杉周作、関美和訳)を読みました。 世界は私達が思っているより良くなっている、ということを明確なデータで示している本。 どうやら私達が持っている「途上国」のイメージは、30年前から…

県名に「本」がついているのは...

昨日は熊本県社会教育課のOB会でした。今年退職される方の挨拶で、私が課長時代のエピソードが。読書活動推進の事業をしている時、私に「都道府県名に『本』がついてるのは熊本県だけだからね」と言われたのが心に残っていると。すみません。全然覚えてま…

平成31年度予算案

熊本市の来年度予算案は、教育費の比率は17.2%になりました。昨年度は14.4%、今年度は16.8%だったので、やっとここまで来たかという気持ちです。 ようやく、教育費が少ない政令市ではなくなりました。市全体の予算編成でも教育にはかなり配慮して頂いてあり…

ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』(柴田裕之訳)を読みました。

世界的ベストセラーとのことで、遅ればせながら読んでみました。上下巻で長いですが、文章が読みやすく面白いので、あまり苦労せずに読めました。 日本で真面目に学校教育を受けた人にとっては、ものすごく目新しいことが書いてあるわけではありません。が、…

「第3回 教育を盛り上げる会 in 熊本」を開催しました。

昨日は「第3回 教育を盛り上げる会 in 熊本」を開催しました。「先生論~どのような先生が『よい』先生か」をテーマに、熊本県内のみならず、東京から鹿児島まで各地からもご参加いただきました。 ・苫野 一徳先生の講演・苫野先生(研究者)、前田康裕先生…

パウロ・コエーリョ著『アルケミスト』を読みました。

最近読んだ本(どれか忘れましたが...)で引用されていたので、気になって読んでみました。世界で1億部以上売れている超ベストセラーで、『星の王子さま』と並び称される名作といわれています。 少年が旅をする話です。夢で見た宝物を探して砂漠を旅します…

フレデリック・ラルー著『ティール組織』を読みました。

フレデリック・ラルー著『ティール組織』を読みました。 組織の意思決定というと、まず思い浮かぶのはトップダウンかボトムアップかという話です。しかし、それはどちらもピラミッド型組織の中での意思決定の方法で、情報の流れる向きが違うだけ。トップとボ…

劇団四季こころの劇場「魔法をすてたマジョリン」を鑑賞しました。

1月25日は、劇団四季こころの劇場「魔法をすてたマジョリン」を鑑賞しました。全国的に展開されている社会貢献活動で、熊本市でも小学6年生を無料で招待頂いています。特に、今年からはご厚意で公演を3日間に増やして頂き、希望する全校が参加できるよ…

タブレット端末の機能制限を大幅に解除します。

昨日の定例教育委員会会議で「タブレット端末の利活用の促進に向けた機能設定について」を承認いただきました。 基本方針として「学校で使う端末として国内トップレベルの自由度をもつ、制限が少ない設定とする」と明記しています。教師用は管理上の制約を除…

2月2日、第3回「教育を盛り上げる会 in 熊本」を開催します。

2月2日(土)、熊本大学で「第3回教育を盛り上げる会 in熊本」を開催します。今回は、苫野一徳熊大准教授を中心に、「どのような先生が『よい』先生か』をテーマとした講演やワークショップを行います。皆様のご参加をお待ちしています! 詳細・お申し込み…

教育を盛り上げる会(新年会)を開催しました。

1月10日、第2回「教育を盛り上げる会 in 熊本」(新年会)を開催しました。私は参加できなかったのですが、運営スタッフの皆様が一致団結して頑張ってくださり、素晴らしい会になりました。ぜひこの調子で熊本から教育を盛り上げる新しい波を起こしてい…

福島創太著『ゆとり世代はなぜ転職を繰り返すのか?』を読みました。

福島 創太さんに、ご著書『ゆとり世代はなぜ転職を繰り返すのか?』をご恵贈いただきました。 「やりたいこと」を突き詰め、仕事を通じて自己実現する「自律的キャリア」を目指すべきという考え方は、もともと社会が若者に求めたものでした。しかし、その考…