熊本市では、3, 4, 5月と学校の臨時休校を行っていますが、今回は、その臨時休校をどのように決めているかをご紹介します。一つの事例としてご覧頂ければ幸いです。
熊本市の場合は、毎回「教育委員会会議」で議論をして決めることにしています。制度上は会議を開かずに教育長が決めることもできますが、長期にわたる臨時休校は、子供達の学ぶ権利に関わる重要な事項なので、教育委員や事務局職員と議論をした上で決めることが必要だと考え、会議を開いています。
会議はすべて公開なので、最初から最後までテレビカメラや新聞記者が取り巻く中で、このような議論をしています。議事録だけでもけっこう長いですが、実際には、会議にかける前に事務局内でも様々な検討をした上で会議を開いているわけです。
こうした決定過程を公開することも大事だと思いますし、国が言ったから休校にしているのではないかという議論も目立ちますが、決して言われるままに休校にしているわけではない、ということをご理解頂ければ幸いです。
2月28日 臨時教育委員会会議:3/2~終業式までの臨時休校を決定
〇資料
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=24030&sub_id=13&flid=198573
〇議事録(全8ページ)
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=24030&sub_id=14&flid=201026
4月3日 臨時教育委員会会議:始業式~5/6までの臨時休校を決定
〇資料
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=27659&sub_id=1&flid=201559
〇議事録(全19ページ)
https://www.city.kumamoto.jp/common/UploadFileDsp.aspx?c_id=5&id=27659&sub_id=2&flid=204044