教育長ブログ

文科省→起業→熊本市教育長

増加する非一条校 ― 就学義務をどう考えるか:「子どもの最善の利益」実現へ方策検討を

※日本教育新聞に寄稿した記事を、許可を頂いて転載します。 先日、あるインターナショナルスクールを訪問させていただいた。大自然の中にあるそのスクールは、学校教育法上の学校(一条校)ではないため、そこに通っても日本の義務教育を受けたことにはなら…

教育長だより ー GIGAスクールの次は?

※月刊「日本教育」に寄稿した記事を、許可を得てブログに転載させて頂きます。 GIGAスクール構想によって一人一台の端末が整備されてから間もないが、そろそろ「次」を考えなければいけない時期になってきた。数年後の端末の更新に向けて、どのような方針で…

校則のあり方見直しについて、時事ドットコムで取り上げて頂きました。

熊本市が進めている「校則」のあり方見直しについて、時事ドットコムに取り上げて頂きました。けっこう硬い内容なのですが、丁寧に書いて下さっています。 今回の記事はインパクトが大きかったようで、既に多くの方から反響を頂いています。ありがとうござい…

教育長だより ー 教育改革をやめたいですか?

※月刊「日本教育」に寄稿した記事を、許可を得てブログに転載させて頂きます。 最近の教育改革の動きはあまりにも速すぎる、とお思いの方も多いのではないか。この2・3年間だけでも、新学習指導要領の実施に始まり、働き方改革、GIGAスクール、教員免許更…

1日1しゃちべえ

熊本博物館のキャラクター「しゃちべえ」が、今日から始まった、ミュージアムキャラクターアワード2022に出場しています。 昨年は初出場ながら8位と大健闘!今年はトップを狙います! 皆さまの応援をよろしくお願い致します 9月8日まで、1日1回、毎日投…

教育長だより ー 「よいこと」の副作用としての教員不足

※月刊「日本教育」に寄稿した記事を、許可を得てブログに転載させて頂きます。 教員不足が大きな注目を集めている。文部科学省も、全国の実態調査を行ったのに続いて、末松大臣と教育長とのオンライン会議を開催したり、各教育委員会の取組を促す事務連絡を…

熊本市教育委員会と未来の先生フォーラムは連携協定を結びました。

2018年9月、私は聖心女子大学で行われた「未来の先生展」に参加しました。まだ教育長になって一年あまり。周りを見ても知っている人はおらず、もちろん私を知っている人もいません。一参加者として、この大規模なイベントの中に身を置いて、プログラムの多様…

こども基本法―学校も理念の実現を

※日本教育新聞に寄稿した記事を、許可を頂いて転載します。 去る6月15日、こども基本法が成立した。児童の権利条約の批准から28年を経て、ようやく対応する国内法が整備されたことの意義は大きい。 この法律の基本理念には、児童の権利条約の四つの一般…

教育長だより ー 稼げる学校・教育委員会へ

※月刊「日本教育」に寄稿した記事を、許可を得てブログに転載させて頂きます。 「予算が足りない」というのは、全国の学校や教育委員会における普遍的な悩みだろう。人が足りない、施設が古い、モノが買えないなど、学校にまつわる問題の多くは、最終的には…

Withコロナの学校活動へ: 感染対策と子どもの成長 両立させる方策を

※日本教育新聞に寄稿した記事を、許可を頂いて転載します。 学校でのコロナ対策が始まってから2年以上がたった。この間、教職員は日々の感染防止対策に奔走し、子どもたちも、授業、給食、学校行事、部活動など、学校生活の全面でさまざまな制約を課されてき…

教育長だよりー「出席」と「授業参加」をどう評価するか

本年度、日本教育会が発行する雑誌「日本教育」に「教育長だより」という連載をさせて頂くことになりました。許可を得てブログに転載させて頂きます。 ・・・ 今号から一年間、地方から見た教育の現状と課題についてお話する「教育長だより」を執筆させて頂…

熊本市の教員採用試験実施要項を公開しました。

熊本市の教員採用試験実施要項を公開しました。申込受付期間は、5/16〜26です。 今年度は、熊本市としては過去最大の採用数となります。また、熊本に加えて大阪でも一次試験を行います。さらに、特別選考や一次試験免除などを拡大しています。詳細はこちらの…

Inspire Highと連携協定を締結しました。

本日、Inspire High様と連携協定を締結させて頂きました。登校が難しい児童生徒向けのオンライン学習支援(フレンドリーオンライン)の中で、inspire Highのプログラムを活用します。 Inspire Highのプログラムは、子供たちが日頃出会うことがない様々な人の…

拙著『みんなの「今」を幸せにする学校」が発売になります。

拙著『みんなの「今」を幸せにする学校』が3月31日発売となります。 今日、見本本が届きました。実物ができてみると嬉しいものですね。編集者さんの感想は「密」だそうです(笑)。内容がたくさん詰まっているという意味だと思いますので、よかったです。…

「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス」を開催中です。(熊本市現代美術館)

「こんな人いたんだ」というのが素直な感想です。 熊本出身で50代から独学で絵を描き始めた塔本シスコさんの展覧会「シスコ・パラダイス」が熊本市現代美術館で開催中です。 独学という経歴や素朴な画風は、(特に上の絵など)アンリ・ルソーっぽいところが…

Kumamoto Education Week 2021-2022にご参加くださった皆様、ありがとうございました。

Kumamoto Education Week 2021-2022 は本日終了しました。 9日間にわたるイベントは、出演者、視聴者、支援者など、数えきれないほどの参加者のエージェンシー(形成力)によって、質量ともに想像をはるかに超えたものになりました。コロナ禍だからこそ、前…

新型コロナウィルス感染症リスクレベル引き上げに伴う市立学校における対応について

県リスクレベルの引き上げに伴う熊本市立学校の対応について、学校・保護者への通知と報道発表をしました。2/13までは以下の対応となります。・部活動は原則中止します。・学級閉鎖・休校の判断基準を明確化しました。 (学校での検査は行わず、必要な閉鎖を…

まん延防止等重点措置の適用に伴う熊本市立学校の対応について

2/13まで、熊本県にまん延防止等重点措置が適用されます。熊本市立小中学校は、感染防止対策を実施した上で通常授業を行います。陽性者が発生した学校は、必要に応じて、学級閉鎖、学年閉鎖、休校となります。市立高校は、県立高校に準じて分散登校等を行い…

KAB(熊本朝日放送)様との連携協定を締結しました。

12月20日、KAB(熊本朝日放送)様と熊本市教育委員会の連携協定を締結しました。当日はKABの高田徹取締役と調印式を行いました。 Kumamoto Education Weekなど各種企画の立案・実施に向けて協力する内容です。教育委員会とテレビ局のコラボで何ができるのか、…

Kumamoto Education Week 2021-2022、開催します!

Kumamoto Education Week 2021-2022、開催します!熊本市教育委員会がお送りする、渾身のオンラインイベントです。みんなで教育について考え、語る9日間。今年のテーマは「みんなの夢が未来を創る」です。 今回、本当にすごいと思うのは、各課・各担当がどん…

教育長の再任同意を頂きました。

本日の市議会本会議で、教育長の再任同意を頂きました。熊本市の学校改革は、教育委員会がグイグイ引っ張る段階を終え、学校が自律自走する新しい段階に入ってきている実感があります。それに合わせて、教育長や教育委員会の役割も変わってくるものと考えて…

学校の役割を問い直す 子どもの「現在の幸せ」を保障する場に

※日本教育新聞に寄稿した記事を、許可を頂いて転載します。 学校の役割を問い直す 子どもの「現在の幸せ」を保障する場に 学校の機能のうち、オンラインでは決して提供できないものがある。学習や友達との交流は、オンラインで多少なりとも可能であるが、「…

苫野一徳著『未来のきみを変える読書術』(筑摩書房)を読みました。

著者の苫野先生からご恵贈頂きました。「ちくまQブックス」という10代向けの新シリーズの、記念すべき第一弾となる作品です。 10代向けということで、たいへん読みやすく書かれています。しかし、言っていることの要求水準はとても高いです。大人になった今…

校則と民主主義

※日本教育新聞に寄稿した記事を、許可を頂いて転載します。 校則見直しで学校管理規則改正 子どもも参画、学校を民主主義実践の場へ ■校則の何が問題か 最近「ブラック校則」についての報道をよく見掛ける。確かに理不尽な校則は問題だが、そのような校則を…

911から20年

911から20年が経ったのですね。 あの日、ハーバードのケネディスクールで、皆が呆然と立ち尽くしながら大きなスクリーンを見ていました。 画面には、煙を上げるビルと、突入した飛行機の搭乗者名簿が延々と流れています。何百人という名前と年齢が続くその最…

山田肖子『知識論―情報クラウド時代の"知る"という営み』(東信堂)を読みました

月刊『教職研修』で連載が始まったということで、しかもアフリカの研究者ということで、どんな方なんだろうと思い読んでみました。「越境ブックレットシリーズ」という謎の名前、さらに、第1巻なのにこの前に第0巻もあるという謎の展開です。 読んでいくと…

末冨芳・桜井啓太著『子育て罰』(光文社新書)を読みました。

著者の末冨先生からご恵贈頂きました。本書のいう「子育て罰」は、子育てする人に厳しい社会や制度という意味です。 現在の日本の制度が、特に経済的な面で子育て世帯に非常に厳しいものになっているということが、様々なデータに基づいて論じられています。…

熊本市の本、2冊目が出ます!

熊本市の本、2冊目が出ます! 前回は『教育委員会が本気出したらスゴかった』という本でしたが、今回は『GIGAスクール・マネジメント』という、熊本市の学校の先生達がスゴい!という本です。 前回と同じ佐藤明彦さん著、時事通信社の本です。取り上げて頂…

「銀河鉄道の夜-KAGAYA 星の世界展」が始まりました!

今日は熊本博物館「銀河鉄道の夜-KAGAYA 星の世界展」オープニング。去年コロナで延期になり、待ちに待った日です。 写真やイラストなどの展示とプラネタリウムの同時開催。銀河鉄道に乗った気分になれる「ジョバンニの座席」もあります。私が座ると出張中の…

Kumamoto Eduaction はじめます!

熊本市教育センターを中心に、熊本市教育委員会のキャッチフレーズ "Kumamoto Eduaction" ができました。 ご覧の通り、Educationの"c"と"a"を入れ替えて、教育のaction。教育センター所長の力作です。 このキャッチフレーズの下に、なんかいろいろやる、との…