教育長ブログ

文科省→起業→熊本市教育長。44歳。仕事をしながら悪性リンパ腫治療中。

中教審の諮問について

今回の中教審の諮問は気合が入っていますね。「新しい時代の教育」を創るという文科省の意気込みが感じられて、期待しています。

多くの検討課題が挙げられていますが、対症療法の束ではなく、新時代の学校像の提示と、それを具体化した改革案をぜひお願いしたいと思います。

私が一番注目したのは、よく言われている教科担任制よりも、その後の部分です。下の写真は概要版ですが、諮問文(本文)の言葉でいえば、「多様な指導形態・方法を踏まえた,年間授業時数や標準的な授業時間等の在り方を含む教育課程の在り方」です。

一人ひとりの学びの方法やスピードは違いますので、それぞれに合わせた学習方法が可能になるような改革が検討されるのではないかと思います。

例えば、学習すべき内容や総時数は決めるとしても、その内訳は参考程度にしてもらえれば、一人ひとりが、教科学習と探求学習の間を、また、個別学習、一斉学習、協同学習の間を、自在に行き来するような学び方が可能になります。そうすれば学校のあり方は劇的に変わるはずです。

諮問文のその部分はきっとそういう意図で書いてあると信じて(笑)、今後の検討に期待したいと思います。

f:id:endohiromichi:20190424000201j:plain