教育長ブログ

文科省→起業→熊本市教育長。44歳。仕事をしながら悪性リンパ腫治療中。

中教審の諮問について

今回の中教審の諮問は気合が入っていますね。「新しい時代の教育」を創るという文科省の意気込みが感じられて、期待しています。 多くの検討課題が挙げられていますが、対症療法の束ではなく、新時代の学校像の提示と、それを具体化した改革案をぜひお願いし…

震災対処実動訓練

今日は熊本市の震災対処実動訓練でした。内容は安否確認や避難所となる施設の安全確認など。この後ヘルメットをかぶるのですが、スキンヘッドに直接かぶるか、帽子の上にするかと一瞬迷いましたが、このままでも意外といけました。

平成最後の満月

「平成最後の満月」が天高く。今週は色々あった週でした。まだ終わってませんが...。

熊本地震から3年が経ちました。

今日で熊本地震から3年、私が熊本に来てから2年と少しが経ちました。学校施設などハード面の復旧はだいぶ進んできましたが、生活の再建はまだまだです。私も仕事を通じて少しでも貢献できるよう、引き続き頑張ります。

文科省通知の本文と補足説明が掲載されました。

一昨日こちらで話題にした、3月29日付の文部科学省通知「平成30年度公立小・中学校等における教育課程の編成・実施状況調査の結果及び平成31年度以降の教育課程の編成・実施について」ですが、同省のサイトに、通知本文と「補足説明」がアップされました。 …

平成30年度公立小・中学校等における教育課程の編成・実施状況調査の結果及び平成31年度以降の教育課程の編成・実施について(文科省通知)

文科省が3月29日に授業時数についての通知を出しました。これについて、ネット上でいろいろな意見を見るのですが、どうもピントがずれた意見が多いように思います。というのも、文科省のサイトにも通知本文が載っていないので、みんな通知本文を見ないで意見…

森絵都著『みかづき』を読みました。

塾の話です。学校が圧倒的な存在であり、塾に行くことは後ろめたいとされていた時代から、塾の全盛期、そして現代まで。塾を創業した一家の三世代にわたる波乱の物語です。少しボリュームがありますが、面白くどんどん読めます。 この物語では、文部省は極悪…

今年度の目標を教育委員会事務局で共有しました。

今日は教育委員会事務局の管理職を集めた会議。一人一人が、今年度の抱負を述べました。私からは、今年度の目標として、簡単ですが以下のようにお話しました。 ・今年度は、「学校改革」を教育委員会の主要課題と位置付け、令和の新時代にふさわしい学校像の…

年度初め

年度初めは色々な打ち合わせが続きます。特に、今年は新体制になり、新たに教育委員会に来た人達も多くいます。 そうした方々と、早いうちに目指す方向性を共有したい、そして私の思考パターンを知ってほしい、という気持ちから、同じ打ち合わせでも、いつも…

「学校改革推進室」を設置します。

4月1日から、熊本市教育委員会では「学校改革推進室」を設置します。働き方改革、市立高校等改革から、教育課程、制服・校則などの学校生活まで、学校改革に関することを総合的に扱う専門の部署です。 また、教育長の下にいる教育次長を2人に増員し、うち…

働き方改革が進んでいます。

熊本市でも、校務支援システムの導入で指導要録の作成が便利になったという声が聞こえてきて嬉しい。来年には、給食費・学校徴収金を、学校を通さず市で一括管理するシステムが続く。 学校独自の働き方改革の取組も進んでいる。一年前・二年前の情報がすぐに…

熊本の注射はチカッとする。

熊本に来てからの発見の一つは、病院での注射や採血の時に、「チクっとしますよ〜」ではなく、「チカッとしますよ〜」と言われること。 最初は違和感があったが、色々な看護師さんが「チカッとしますよ〜」と言うので、熊本では一般的な言い方のようだ。 そ…

苫野一徳著『「学校」をつくり直す』を読みました。

苫野一徳先生にご著書『「学校」をつくり直す』をご恵贈いただきました。 名著です。なぜなら、私も「あとがき」にちょこっと登場しているから。というのは冗談ですが(笑)、苫野先生がこれまでのご著書で展開されてきた理論をもとに、「新しい学校をつくろ…

平成31年度 熊本市立学校等教職員異動一覧

なぜか一昨日あたりからブログへのアクセスが急上昇しているので、どのページが見られているのかなと思ったら、去年の教職員の異動でした。今年のはこちらです。 www.city.kumamoto.jp

Most Likely to Succeed 上映会(第4回 教育を盛り上げる会 in 熊本)を開催します。

「教育を盛り上げる会 in 熊本」では、一般社団法人子供教育創造機構のご協力をいただき、映画「Most Likely to Succeed」の上映会を開催することになりました。 本会幹事の苫野一徳・熊本大学准教授も「教育関係者必見。とにかく多くの方に観ていただきたい…

前田康裕著『まんがで知る未来への学び』を読みました。

前田康裕先生のご著書『まんがで知る未来への学び』を読みました。「教育を盛り上げる会 in 熊本」で一緒に活動させていただいています。 学校は「先生と生徒」だけを考えていればよい、閉じた世界ではなくなっています。では、学校を開くとはどういうことか…

退院しました。

皆様からのあたたかいお言葉ありがとうございます。悪性リンパ腫の治療のため月曜日から入院していましたが、初回の抗がん剤治療が終わり、本日退院しました。今のところ特段の副作用もなく元気です。 今回行ったのはR-CHOP療法という抗がん剤治療です…

藤原辰史著『給食の歴史』を読みました。

藤原辰史著『給食の歴史』を読みました。 明治期からの学校給食の歴史を丁寧にまとめた一冊。戦後の給食の話は多少聞くことはあっても、戦前の給食の話は知らなかったので勉強になりました。 中でも、熊本女子師範学校附属小学校の給食が「日本給食史の最上…

あたたかいお言葉をありがとうございます。

多くの皆様からあたたかい励ましのお言葉を頂き、感激しております。元気にしておりますのでご安心ください。 昨年夏に病気がわかり、少しゆるい治療をしていたのですが、今回しっかり抗がん剤で治療をしようということになったものです。 明日が初回の抗が…

悪性リンパ腫の治療をします。

悪性リンパ腫の治療のため本日から熊大附属病院に入院します。議会中ですがお休みを頂くことになり、ご迷惑をおかけいたします。一週間ほどで退院し、あとは通院で治療しますので、来週からは仕事に復帰する予定です。ただし、行事等は状況に応じて欠席する…

学校用iPadの制限解除、運用を開始しました。

先日の教育委員会会議での決定のとおり、熊本市では2月18日から学校用iPadの機能制限を大幅に解除しました。 熊本市の学校で実際にお使いになっている方で、まだこういう部分が不便だとか、逆にこういう点が困るとか、ありましたらどんどんお寄せください。 …

ハンス・ロスリングほか著『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(上杉周作、関美和訳)を読みました。

ハンス・ロスリングほか著『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』(上杉周作、関美和訳)を読みました。 世界は私達が思っているより良くなっている、ということを明確なデータで示している本。 どうやら私達が持っている「途上国」のイメージは、30年前から…

県名に「本」がついているのは...

昨日は熊本県社会教育課のOB会でした。今年退職される方の挨拶で、私が課長時代のエピソードが。読書活動推進の事業をしている時、私に「都道府県名に『本』がついてるのは熊本県だけだからね」と言われたのが心に残っていると。すみません。全然覚えてま…

平成31年度予算案

熊本市の来年度予算案は、教育費の比率は17.2%になりました。昨年度は14.4%、今年度は16.8%だったので、やっとここまで来たかという気持ちです。 ようやく、教育費が少ない政令市ではなくなりました。市全体の予算編成でも教育にはかなり配慮して頂いてあり…

ユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』(柴田裕之訳)を読みました。

世界的ベストセラーとのことで、遅ればせながら読んでみました。上下巻で長いですが、文章が読みやすく面白いので、あまり苦労せずに読めました。 日本で真面目に学校教育を受けた人にとっては、ものすごく目新しいことが書いてあるわけではありません。が、…

「第3回 教育を盛り上げる会 in 熊本」を開催しました。

昨日は「第3回 教育を盛り上げる会 in 熊本」を開催しました。「先生論~どのような先生が『よい』先生か」をテーマに、熊本県内のみならず、東京から鹿児島まで各地からもご参加いただきました。 ・苫野 一徳先生の講演・苫野先生(研究者)、前田康裕先生…

パウロ・コエーリョ著『アルケミスト』を読みました。

最近読んだ本(どれか忘れましたが...)で引用されていたので、気になって読んでみました。世界で1億部以上売れている超ベストセラーで、『星の王子さま』と並び称される名作といわれています。 少年が旅をする話です。夢で見た宝物を探して砂漠を旅します…

フレデリック・ラルー著『ティール組織』を読みました。

フレデリック・ラルー著『ティール組織』を読みました。 組織の意思決定というと、まず思い浮かぶのはトップダウンかボトムアップかという話です。しかし、それはどちらもピラミッド型組織の中での意思決定の方法で、情報の流れる向きが違うだけ。トップとボ…

劇団四季こころの劇場「魔法をすてたマジョリン」を鑑賞しました。

1月25日は、劇団四季こころの劇場「魔法をすてたマジョリン」を鑑賞しました。全国的に展開されている社会貢献活動で、熊本市でも小学6年生を無料で招待頂いています。特に、今年からはご厚意で公演を3日間に増やして頂き、希望する全校が参加できるよ…

タブレット端末の機能制限を大幅に解除します。

昨日の定例教育委員会会議で「タブレット端末の利活用の促進に向けた機能設定について」を承認いただきました。 基本方針として「学校で使う端末として国内トップレベルの自由度をもつ、制限が少ない設定とする」と明記しています。教師用は管理上の制約を除…