教育長ブログ

文科省→起業→熊本市教育長。44歳。仕事をしながら悪性リンパ腫治療中。

教育委員会会議の透明性を(少し)向上しました。

本日は令和最初の定例教育委員会会議でした。今回から、教育委員会会議の透明性を(少しですが)向上するため、次の2点を改善しました。

 

1. 議事録をより詳細にしました

 これまでの議事録は、実際の発言を多少要約したものでしたが、今回承認した4月定例会議事録からは、会議での発言を一字一句そのまま書き起こした議事録にしました。他の多くの政令市もそのようにしていますし、こちらの方が雰囲気も伝わると思います。また、これまでは職員がテープ起こしをしていましたが、その作業も外注したので業務の削減にもなりました。

 

2. 審議の公開範囲を拡大しました

 教育委員会会議の審議は原則公開です。ただし、会議規則に基づいて、議題毎に非公開にすることができます。今回から、非公開で行う議題を減らし、公開で行う範囲をより広くしました。議会提出案件や人事案件などはこれまで通り非公開ですが、今回でいえば、これまで非公開にしていた以下の2件を公開としました。

(1) 奨学生の決定

 これまでは個人名が出てくるので非公開で審議していましたが、個人名ではなく番号を使用することで、公開審議としました。実際どのように決めているか、見えるようになったと思います。

(2) 心のアンケート(いじめ等に関するアンケート)結果

 昨年まで、県と同時に後日公表するため、審議時点では非公開としていましたが、今回から、公開で審議を行い、その時点で公表することにしました。「県と公表のタイミングを合わせたい」などという行政側の都合は、大事な議論を市民から非公開にする理由にはならないと考えたからです。各委員と事務局で、かなり突っ込んだ議論が行われていることが、見えるようになったと思います。

 

正直、これまで2年間は、2項目とも、どちらもあまり疑問に感じずにそのままやってきました。しかし、教育長も3年目になって、これまでのやり方が本当にいいのか、改めて考えることも多くなりました。毎年毎年、新たな気持ちで、これまでのやり方でいいのか、見直していくことの重要性を感じています。